出版部のご紹介 その③

こんにちは。オンラインショップ担当の益田です。

風が冷たくなり、北海道では初雪の知らせが。
季節の移り変わりが速く感じる今日この頃です。

今日は編集三課のご紹介です。
三課では、デジタルコンテンツの管理と、それに付随する単行本の編集です。

デジタルタルコンテンツのひとつは、皆様にご覧いただいているこのオンラインショップ、
そして、モラロジー研究所の出版部のHPです。

三課の課長は、編集歴19年。大きな体に優しい瞳のギャップがなんとも素敵な忍足課長。
編みこみスタイルがラプンツェルを思い起こさせる須原さん。
そしてオンラインショップ担当益田の三人です。

編集三課の顔、そして、長年の編集歴をお持ちの忍足課長に
編集一年目の重藤さんからどうしても聞きたい!!とリクエストがありました。
せっかくの機会ですので、私が代わりに聞いてみます。

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Q:編集の極意はなんですか?

A:編集の極意4つを紹介しましょう。

①企画・進行は前倒し
言うまでもないことですが、編集とは時間との戦い。
今つくった1時間の余裕が、締切り間際に2時間3時間の価値を発揮する。
また、トラブルは作業後半に起きるもの。対処する余裕を前半部で作っておくと心得るべし。

②コミュニケーションを大切に
部内、外部を問わず、コミュニケーションを密にしていると、無用のトラブルを避けることができる。
また、外部の取材者と友好関係を結んでおくと、後々有効に作用することもある。
人とのつながりは大切にすべし。
あと、取材時の日時の確認は最重要。口約束は怪我の元なので、必ず、文書で!

③編集者は24時間編集者
編集者は、いかなるときも編集者である。
TV、ラジオ、ネット、雑誌等、外部から受けた刺激を編集に生かすつもりで生活すべし。

④経験は宝
取材は、取材対象者の人生を追体験できる得難い機会。
取材後、何年もたってから「あのときのネタをここで使えるのでは?」などと思い出すときがくる、かも。
意外と雑談の席で、企画の趣旨とは違う、しかし割りと重要な話が出たりすることがある。
そんな何気ない話から『ニューモラル』ができていたりするので侮れない。

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さすが長年の編集経験から語られることだけあって、
ずっしりと重みを感じます。
そして、この編集の極意は「仕事の極意」に置き換えられるかもしれませんね。

私も忍足課長から伝授された極意を胸に、日々を過ごそうと思います。



益田のデスクからの眺めです。お隣は編集一課の重藤さんです♪