2016年4月

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こんにちは。オンラインショップ担当の益田です。

みなさん、「重版出来」 なんと読むか分かりますか?

2年前に出版部に配属になった際、私はこの読み方が分からず、
「重版ができました!!」の略だと思い、「じゅうはん・でき」と読んでいました。
じつはこれは業界用語で「じゅうはん・しゅったい」と読みます。
出版社によっては「じゅうはん・でき」と読むところもあるとか。
最近TVドラマもやっていますので、ご存じの方も多いでしょうか。

ちなみに重版とは……
出版物を初版と同じ版を使い、同じ判型・装幀にて刷り直す(増刷・重刷する)こと。
(ウィキペディアより)

重版出来とは…
初版の発行部数が売り切れそうなので、更に発行することを表す言葉です。

今回、この題名にしたのは、
『生涯教育の先駆者 廣池千九郎物語』が発売早々、売れ行きが好調につき
重版の運びとなったからです。

安江課長にお話を聞いてみました。
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益: 『生涯教育の先駆者 廣池千九郎物語』。さっそく重版ですね(^^)

安: そうですね。3月29日の発売から2週間で重版が決定して、
   今週、二刷が納品されました。

益: 重版の際は、編集ではどんな作業があるんですか?

安: 誤植がなければ、奥付の変更だけで
    すぐに印刷・製本に進みます。

益: なるほど、ありがとうございます。
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売れ行きが気になりますので、業務課の秋葉さんにも話を聞いてみました
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益: 重版が早々に決まったこの本の売れ行きについて、聞かせてください!!

秋: このオンラインショップはもちろん、お電話やFAX、
    書店経由のご注文も多く、中には100冊単位でのご注文もありました。
    ジュニア版の廣池千九郎の伝記ですが、大人でも読み応えがあり
    ご好評をいただいております。

益: おぉ。まとめ買いの規模がすごい!!
    私も読みましたが、確かにストレスなく読めます。
    しかし、それだけたくさん売れていくと、品切れが心配だったのではないですか?

秋: そうですね。重版前に品切れにならないか、毎日はらはらしていました。

益: 品切れにならずにご用意できて、ひと安心ですね。
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この日記を書いているそばで、重版担当の外池幹事が
「在庫、間に合いましたか? 品切れにならなくてよかった~」
と、業務課の牧課長と話しているのが聞こえてきました。

以前、出版部日記でご紹介したモラロジー研究所の総合受付センターでも
売れ行きが好調です。

『生涯教育の先駆者 廣池千九郎物語』重版出来!!
まだご覧になっていない方は、ぜひ・商品ページをご覧ください。


※重版出来を記念して、冒頭部分10ページを試し読みしていただけるようになりました。
廣池千九郎物語 

表紙クリックで試し読みページが開きます

 
こんにちは。オンラインショップ担当の益田です。

今回は、新メンバーのご紹介最終回です。
編集一課に新たに加わった、3名をご紹介いたします。

編集一課は、月刊誌『れいろう』と『所報』、そして隔月で発行される『道経塾』の
編集担当部署です(^^)
くわしくは、出版部日記の「出版部のご紹介その①」をご覧ください。

人数が多いので、私が勝手にご紹介!!

元美人秘書、現美人編集者 高橋さん
9年間の役者生活 素敵な声と異色の経歴の持ち主。 望月さん
今年から新社会人。おっとりなでしこ。 冨澤さん

せっかくなので望月さんにお話を聞いてみました。
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益: 役者生活9年という異色の経歴をお持ちですね。
    9年の中で特に印象に残っている役ってなんですか?

望: そうですね~。
   岸田国士賞というのが演劇の世界にありまして、その賞を受賞した佃典彦さんが
   文学座のために書いた作品がありまして…(長いので、しぶしぶ略)

要約:25歳のときに初舞台で演じた、若返っていくおじいさんの役。
    おじいさんが一番若いときの頃の特攻兵役(19~20歳の設定)。
 
益: なるほどなるほど。
   
望: そこで役作りのために-15キロの減量をしなければならなくて、
    お酒は飲みますけど、野菜しか食べられなくて、かつ、毎日走っていたんです。
    そうしたら、次第にひざが痛くなってきて、本番の辺りが一番痛くて。
    本番は8~9日間あるんですけど、耐えたんですね。

益: (わ、痛そう。←心の声)

望: 本番が終わってもしばらく病院にいかなくて、2~3週間後に病院にいったら、
   「骨折してたみたい。若いっていいね、すでに治ってますね」
   と、お医者さんに言われたんですよね。

益: すばらしい自然治癒力!!
    その他、どのような役作りをしましたか?

望: マレーの虎の演劇で、主人公の敵役が西武の創業者の…(長いので略)
   「片目の親方」という主人公の敵のボディガード役をしたことがありまして、
   衣装や小道具を自分で用意するんですが、その時、普通の眼帯じゃつまらないと
   すっぽんの甲羅で作ったり、強そうに見せなきゃいけないってレスリングの
   ウェアにチャンピオンベルトをつけて…(略)

益: いろいろとご苦労されたんですね。
   
望: 役者の時には、いかに周りの役者さん、スタッフさんに迷惑をかけないように、
   協調性を持ってできるかを意識していたので、
   出版部でも同じ心がけで臨みたいですね。

益: (お、聞きたかった事を先に言ってくれましたね。 ←心の声)
   なるほど、ありがとうございま~す☆ 
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さすが元役者さん。素敵な声で、熱く語ってもらいました!!
観劇がひそかな趣味の益田。この熱い語りを聞いて、舞台を見に行きたくなってきました。
これから望月さんの熱い思いを誌面に載せて皆様へお届けします☆


出版部の望月さんのデスクは、勤務開始から約3週間経過しただけですが、
何年か経過しているように思える景観です。

こんにちは。オンラインショップ担当の益田です。

前回の出版部日記更新の日には、桜が満開でしたが、
もう今日は葉桜になり、新緑がきれいになりました。

今回は、業務課に新たに加わった、三瓶さんのご紹介です。
さっそくお話しを伺ってみました☆
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益: 三瓶さん、たしか2年ぶりの出版部でしたでしょうか?

三: そうですね、2年ぶりですね。
 
益: 帰ってきて、ここが前と変わった!!っていうところはありますか?
   
三: 実は、前までは同じ業務課でも、発送室でしたので……。
    4階の事務室での業務は、すべてが初めてで、未知の世界ですね。 

※業務課の仕事は、事務室担当と発送室担当があります。
詳しくは「出版部のご紹介その④」をご覧ください。

益: なるほど。発送室と事務室はやはり勝手が違うのですね。
  ちなみに、今年からの主な担当業務は何ですか? 
 (実は元業務課の益田、興味津々です) 
三: 主にセミナーの時の委託販売と、全国の書店さんからの注文受付(取次といいます)
   ですね。

益: ふむふむ。難しそうなところですね。
    では、これからの意気込みをお聞かせください!

三: 少しでも役に立てるように、しっかりと取り組んでいきたいですね。

益: おぉ、私よりも大先輩なのに、なんと謙虚なお言葉。
   私も三瓶さんの姿勢を見習います!!
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明るくはきはきとお話ししてくれた三瓶さん。
めがねの奥の瞳はいつも輝いています。
わたしも死んだ魚にならないように、素敵な先輩の背中を追っていきます!!

次回は編集一課に仲間入りした3名のご紹介です☆
こんにちは。オンラインショップ担当の益田です。

新年度がスタートしました。
私が新社会人の頃、きれいな桜を横目に、
緊張で具合が悪くなるくらいでした(ノミの心臓です)。

新生活をスタートされる方々は、きっとフレッシュな気持ちで
過ごされていることだと思います。

我が出版部にも新メンバーが、なんと5人!!
今回からは新メンバーのご紹介をしていきます☆

本日ご紹介するのは、10年ぶりに出版部に戻ってきました、加島幹事です。

さっそくインタビューをしてきました。
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益: 加島さん、以前在籍されていた頃は、何を担当していたのですか?

加: 主に単行本ですね。
   私は廣池学園出版部に就職し、当出版部に移行したのですね。
 
益: なるほど(メモ)
   担当された単行本で一番思い出に残っているのは何ですか?

加: 『伝記 廣池千九郎』かなぁ。
    よく今でも話に出ますけどね。
    丸二日、出張校正のために印刷会社に泊り込みでした。

益: わぁ…(メモ)それはすごいですね。
 
加: 今でも版を重ねています。
    私、索引を付けたらいいと思っています。

益: なるほど。今年からまた『伝記』をより読み易くされていこうというところでしょうか。

加: そうですね。ただ、いい本を作っても、売れなければね……。
    これからはマーケティングの視点も大切に、本作りをしていきたいですね。

益: おぉ、私も勉強させてください!!
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穏やかな語り口調で、熱い思いをお話しいただきました。
熱い思いに体育会出身者としての血が騒ぎ、
思わず心の中で「加島幹事!! ついていきます!!」と、叫んでしまいました。

これから出版部から出る単行本をぜひお楽しみに!!
来週は、業務課の新メンバーをご紹介します☆


今日は研究所の桜が満開です。
素敵な春をお過ごしください。