編集作業のご紹介①

こんにちは!オンラインショップ担当の益田です。
鍋料理のおいしい季節になりました。
みなさまは何鍋がお好きですか?私はすき焼きです。

今年の出版部日記更新もいよいよ今日と来週でおしまいになります。
今日は、書籍、定期刊行物ができるまでの編集・校正の過程をご紹介します。

まず、編集と校正の違いについて少しご説明します。
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編集とは……
一定の志向性をもって情報を収集、整理、構成し、一定の形態にまとめあげる過程。

校正とは……
本印刷の前に仮刷りを行い、原稿の内容と照らし合わせて、誤植や体裁上の不備を直す。
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最初に原稿の編集を進めて、そのあと校正を行うという順番になります。

まずは担当者が最初に掲載文字数、内容のチェック、掲載内容に間違いがないか、
事実確認のチェックを行います。

その後、担当する課内で原稿を回し、「校閲」を行います。
校閲とは、徹底的に文章を読み、誤字や内容の矛盾などのさまざまな間違いを探す「素読み」、
それをさらに掘り下げ、実際に原稿に書かれていることが正しいのかを調べて確認する
「事実確認」の作業があります。

課内全員、そして主幹、部長の目を通ってから
レイアウト会社へ原稿を送り、ページ作成をしてもらいます。

出版部の中を原稿が回る際には、画像の「付箋」をつけます。
担当者から出発し、部長まで。今回の画像は「れいろう」担当の1課の付箋です。
(画像は小さいですが、実際はA4の大きさです)



レイアウト編集をしてもらった後は、ためし刷りの「ゲラ」が出来上がるのですが、
ゲラができてからの行程は、また次回にご紹介します。

夜は寒いです。暖かくしてお休みください。