重版出来!!

こんにちは。オンラインショップ担当の益田です。

みなさん、「重版出来」 なんと読むか分かりますか?

2年前に出版部に配属になった際、私はこの読み方が分からず、
「重版ができました!!」の略だと思い、「じゅうはん・でき」と読んでいました。
じつはこれは業界用語で「じゅうはん・しゅったい」と読みます。
出版社によっては「じゅうはん・でき」と読むところもあるとか。
最近TVドラマもやっていますので、ご存じの方も多いでしょうか。

ちなみに重版とは……
出版物を初版と同じ版を使い、同じ判型・装幀にて刷り直す(増刷・重刷する)こと。
(ウィキペディアより)

重版出来とは…
初版の発行部数が売り切れそうなので、更に発行することを表す言葉です。

今回、この題名にしたのは、
『生涯教育の先駆者 廣池千九郎物語』が発売早々、売れ行きが好調につき
重版の運びとなったからです。

安江課長にお話を聞いてみました。
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益: 『生涯教育の先駆者 廣池千九郎物語』。さっそく重版ですね(^^)

安: そうですね。3月29日の発売から2週間で重版が決定して、
   今週、二刷が納品されました。

益: 重版の際は、編集ではどんな作業があるんですか?

安: 誤植がなければ、奥付の変更だけで
    すぐに印刷・製本に進みます。

益: なるほど、ありがとうございます。
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売れ行きが気になりますので、業務課の秋葉さんにも話を聞いてみました
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益: 重版が早々に決まったこの本の売れ行きについて、聞かせてください!!

秋: このオンラインショップはもちろん、お電話やFAX、
    書店経由のご注文も多く、中には100冊単位でのご注文もありました。
    ジュニア版の廣池千九郎の伝記ですが、大人でも読み応えがあり
    ご好評をいただいております。

益: おぉ。まとめ買いの規模がすごい!!
    私も読みましたが、確かにストレスなく読めます。
    しかし、それだけたくさん売れていくと、品切れが心配だったのではないですか?

秋: そうですね。重版前に品切れにならないか、毎日はらはらしていました。

益: 品切れにならずにご用意できて、ひと安心ですね。
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この日記を書いているそばで、重版担当の外池幹事が
「在庫、間に合いましたか? 品切れにならなくてよかった~」
と、業務課の牧課長と話しているのが聞こえてきました。

以前、出版部日記でご紹介したモラロジー研究所の総合受付センターでも
売れ行きが好調です。

『生涯教育の先駆者 廣池千九郎物語』重版出来!!
まだご覧になっていない方は、ぜひ・商品ページをご覧ください。


※重版出来を記念して、冒頭部分10ページを試し読みしていただけるようになりました。
廣池千九郎物語 

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