なるほどな~な一枚

こんにちは。オンラインショップ担当の小林です。

 

 

先日、ご紹介した山中隆雄さんの著書

日本の心を伝える伊勢の神宮』を読んでから、

日本神話に興味が湧いてきました。

その中で書かれていた

2月11日は日本の『建国記念の日』です。

国の誕生日なのに、この日がどうして『建国記念の

日』なのかを説明できる学生は、日本には一人も

いないと言うのです

この文章にドキっ!!

「あらら、私もわからない……」というわけです。

 

そこで、日本神話について書かれている本が他にも

ないか、出版部の本のソムリエ 安江さんに尋ねてみました。

 

「本じゃないけど、CDがありますよ!」

 

まあ!!

 

 

さっそく、紹介いただいた

日本の神話は幸せへの道しるべ』を聞いてみました。

 

「日本の神話」伝承館の出雲井さんを講師に

迎えての公開講演会を収録したCDです。

 

日本の神話のおおまかなストーリーと、そこに古代

のご先祖様が託した意味を教えています。

神様に生かされている命として感謝・合掌の暮らし

をしていた古代のご先祖様。

 

そうした目に見えない世界への想像力と、そこから

生まれる感謝の念が、一人ひとりの心にお互いを

尊敬し合い、受け入れていく素地をつくっていく

ように思いました。

そして、目に見えるものから奥の奥にある本質を

見るようになったとき、私たちは強い精神力と

あらゆる可能性を見つけることができるのでしょう。

 

 

このCDには、ブックレットがついています。

その中に、月刊誌『れいろう』平成12年1月号

からの文章が!!

 

――豊かな物質文明、科学文明の社会は、とうに

まっただ中の感があります。その中で人々は、

自分の権利だ、個人の自由だ、自分の幸せを求める

権利だなどと声高に叫ぶことで、心の飢えや渇きを

癒そうとしています。しかし、個々の人権、

個の幸せ、と強く求めれば求めるほど満たされない

空しさをかこっている現代人はあまりにも多く、

言い知れぬ不安を抱いて心の癒されることを願って

いる人のいかに多いことか。(中略)ご先祖の最高

の遺産を知ることで、自分自身の本質の

すばらしさ、得がたい祖国に生を受けた有り難さを

知り、謙虚に自信と誇りを持ちたいものです――

 

なるほど~な1枚。オススメです!

 

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