『れいろう』令和5年6月号

販売価格: 390円(税込)
重量: 140g
今月の表紙:「薔薇(ばら)色」(表紙絵:おのでらえいこ)
古代エジプトや古代ローマで珍重され、やがて「永遠の幸福」を意味するラテン語表現にも使われた薔薇。葉アザミとともにヨーロッパでは伝統的な装飾のモチーフとして愛されてきた。日本では薔薇は伝統色に登場するが、意匠としてはあまり見かけない。とげのある植物は好まれなかったのだろうか。
「もっと欲しい」を満たすには
環境問題や食糧危機、エネルギー供給など私たちを取り巻くさまざまな社会問題。これらは私たちの「もっと豊かに」「もっと便利に」という欲求が過度にはたらいた結果だと思わざるをえません。しかし、人間であれば誰しも欲求をもつものです。では、その欲求に対し、私たちはどのように向き合っていけばよいのでしょうか。
【主な内容】
<父を憶う> 二人の父からの教えを次世代へ / 徳永陽子
<四季を彩る 6> 六月 幸福 / 武田双雲
<凛として麗しく 3> 人生に活かせるお箸の作法 / 森 日和
<れいろうカレッジ> 今月のテーマ:「もっと欲しい」を満たすには
- 【1限目 道徳】 「もっと欲しい」をやめれば、もっと美しい景色が見える / 麗澤大学特別教授・前学長 中山 理
- 【2限目 歴史】 欲で動かず正義と慈悲を貫いた上杉謙信 / 歴史作家 河合 敦

- 【3限目 誌上ゼミナール】 「欲」はもちろん「良い」にも注意を 廣池千九郎に学ぶ ── 自己保存をすることもできないような人間が人を救うことができるか / 本誌 編
<日本の心を未来へ 6> コロナ禍が浮き彫りにしたもの〈後編〉 ── 私たちがすべきこと / 葛城奈海
<備えあれば憂いなし 6> 「災害」の危機〈後編〉 ── 災害の規模 / 濱口和久
<歳事の由来を知ろう!>
<親子で語り継ぎたいふるさと偉人伝 42> 遭難から始まった数奇な経験が、後の日本の礎に ── アメリカに初上陸した日本人・ジョン万次郎 / 白駒妃登美
<今日から始める自分磨きの習慣 114> 自分に向ける / 三枝理枝子
<日本さんぽ 18> 川根本町(静岡県) / 本誌 編
<読者のひととき> ・投稿コーナー
<タカシ先生に聞く 心と体のかけこみ寺 18> 統合失調症の社員を支えるには ── 病気への理解がみんなの働きやすさにつながる / 中田 孝
<誰だってしくじりながら生きている 30> 「思いやり」とは、自分の〝思い〟を相手のところに〝遣る〟ことから始まります。ぜひ、相手の立場で考えられる大人になってください / 鎰廣 修
<笑顔を増やそう! ハッピーレッスン 18・家族のお悩み編> 子供の友達づき合いに口出ししたくて仕方ありません / 前野隆司・前野マドカ
<ご案内>
<女徳なくして国は栄えず 66・令和に生かしたい日本の伝統と美学編> 古代までさかのぼる和紙の歴史と今 / 石川真理子
<れいろうクイズ>
<心に残る話> 戦艦「大和」〝父子桜〟の思い / 小柴孝之
<本のソムリエおすすめ本> ・『和するこころ』 ・『しばふって、いいな!』 / 本のソムリエ・「読書のすすめ」店長 清水克衛
<世界に誇る Made in Japan 16> 曲げわっぱ / 伝統工芸士(大館曲げわっぱ総合部門) 柴田昌正
<次号予告 / 編集つれづれ記>
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販売価格: 390円(税込)
重量: 140g