「ほんまもん」の生き方を求めて――
長年、教育者として学校教育に情熱を傾け、同和問題の解決に尽力してきた筆者は、モラロジーの人間尊重の教育に強く心を引かれました。
以来、モラロジーを通じて、「ほんまもん」の生き方を求め続けてきた半生を語ります。
大江 卓著
64頁 A5判 ISBN: 4-89639-111-X
【主な内容】
- ・反面教師であった両親
- ・母の厳しさと父の遺してくれた財産
- ・灘中学の序列教育
- ・憲法学者・筧克彦博士に師事する
- ・学校教育に心血を注ぐ
- ・同和問題の解決に尽力
- ・同和教育の講演を行う
- ・モラロジーの人間尊重の教育に心引かれる
- ・「低い心」になれない
- ・国旗・国歌は日本人の「魂の源」
- ・国旗・国歌を大切にすると学校が活性化する
- ・「伝統」に孝養を尽くす教育の必要性
- ・父子の対立
- ・折られ見守られている自分
- ・恩寵的試練を受け止め天爵を修める
<著者略歴>
大江 卓(おおえ たく)
大正14年2月14日、兵庫県篠山市にて生まれる。昭和16年、神戸灘中学(現・灘高等学校)卒業。22年、國學院大學予科を経て学部国史科卒業。23年、多紀町立東雲中学校に奉職。篠山市内の兵庫県立高等学校の教師を経て、45年、兵庫県教育委員会社会教育課勤務。50年、兵庫県同和教育センター「のじぎく会館」の初代館長に就任。54年、兵庫県立有馬高等学校校長、鳴尾高等学校校長を務め、60年に退職。その後、湊川短期大学教授、篠山市教育委員会委員長、社会福祉協議会理事長、人権擁護委員会委員などを歴任。
昭和59年、文部大臣賞。平成7年瑞宝章勲四等を受章。
昭和55年10月、モラロジー研究所にて「同和問題の入り口に立って」と題する講演を行い、モラロジーの教学に接する。以後、学校教育関係者に対するモラロジー教育の普及と推進に尽力する。
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