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小児科医・教師からの提言――家族は、愛情と信頼で結ばれたかけがえのない共同体である
心の生涯学習誌『れいろう』創刊50年を記念して、開催されたシンポジウムの内容を単行本化。
家族の絆に気づき、その大切さに目覚めるとき、生きる力がわいてくる。
田下昌明・野口芳宏 共著
128頁 四六判 ISBN: 978-4-89639-164-0
【主な内容】
〔小児科医からの提言〕
- 子育てには三つの育児方針が必要
- 子育ては孫まで
- 胎児期や出生時の記憶
- しつけは母の愛の強制力で教えること
〔学校教師からの提言〕
- 高校生の由々しき意識
- 教育の失敗の責任はどこにあるのか
- 家庭教育の限界、学校教育の力
- 学校と家庭の信頼関係の回復を
<著者略歴>
田下 昌明(たしも まさあき)
昭和12年(1937年)、北海道旭川市生まれ。北海道大学医学部卒、同大学院修了。医学博士。
現在、医療法人歓生会豊岡中央病院会長。
日本小児科学会認定小児科専門医、日本小児科医会「子どもの心相談医」、日本家庭教育学会理事、
北海道小児科医会理事、北海道病院協会常務理事、日本会議北海道本部上川協議会会長、
日本教育再生機構代表委員、親学推進協会代表委員など。
著書は、『子育ての出発点』(モラロジー研究所)、
『「子育て」が危ない〜間違いだらけのフェミニズム子育て論〜』(日本政策研究センター)、
『真っ当な日本人の育て方』(新潮社)、『一に抱っこ 二に抱っこ 三、四がなくて五に笑顔』(高木書房)ほか多数。
野口 芳宏(のぐち よしひろ)
昭和11年(1936年)、千葉県君津市に生まれる。
千葉大学教育学部卒業。千葉大学附属小学校教諭を経て、公立小学校教頭・校長、北海道教育大学教授、麗澤大学講師、
月刊雑誌編集長等を歴任。
現在、植草学園大学教授、㈶モラロジー研究所教育者講師、日本教育技術学会常任理事・名誉会長、
日本言語技術教育学会理事・副会長など。
著書は、『縦の教育、横の教育』『子供の発信 親の決断』『子供の挑戦 大人の出番』(以上、モラロジー研究所)、
『小学生までに身につける 子どもの作法』(PHP研究所)、
『野口芳宏著作集「鍛える国語教室(全23巻)」』『野口芳宏第二著作集「国語修業・人間修業(全15巻・別巻1)」(以上、明治図書出版)ほか多数。