道徳を考える月刊誌『ニューモラル』とは?
月刊誌『ニューモラル』は、心豊かな人生、楽しい家庭、明るい職場、住みよい社会をつくるため、人としての行いとともに、そのもとになる心のあり方(心づかい・考え方)を提唱し、読者の皆様とともに、これからの生き方を考えていきたいと願っています。
【テーマ】 暮らしを支える「誰か」の力
自分の生活の場である地域社会が安全・安心なものであってほしい――それはきっと、誰もが望むことでしょう。
それでは「住みよい地域」や「安心な暮らし」を成り立たせている要因とは、いったい何でしょうか。
今、自分自身の暮らしを支えている物事に、改めて心を向けてみませんか。
【今月の言葉】 責任を感じる範囲を広げよう
雑草の生い茂る空き地にポイ捨てされたペットボトルや空き缶、繁華街に落ちているチラシやたばこの吸い殻……。人は小さなゴミでも放置されているのを見ると、そこへゴミを捨てることに抵抗がなくなるようです。常にきれいな状態を保ち、誰にもゴミを捨てる気を起こさせないことが大切です。
私たちは、家の中は自分の責任できちんと掃除をしたとしても、一歩外に出たときはどうでしょうか。社会の一員として「責任を感じる範囲」を少しずつ広げ、家の前を、近所を、町を、より美しくしていきたいものです。
≪≪ Pick up 書籍 ≫≫
愛と絆で命をつなぐ「防災道徳教育」
――今すぐ取り組む防災アクション 鎌田修広 著