昭和44年の創刊以来、累計5億部発行の道徳を考える月刊誌『ニューモラル』の中から、心洗われる逸話を精選し100話を収録しました!スピーチの話材にも!
「ニューモラル」仕事と生き方研究会編
B6判 並製 192頁
ISBNコード:978-4-89639-280-7
幸せを感じる能力を高め、人生をしなやかに生きるには「人間力」を高める必要があります。
私たちは日々の生活の中で、「感謝の心」をどれだけ意識して使っているでしょうか。私たちは、人から感謝されたとき、幸せな気持ちになるものです。しかし、幸せを感じるのは「感謝された側」だけではなく、「感謝した側」もまた幸せな気持ちになるところに、感謝の持つ大きな力があるのです。
そんな「感謝の心」も、本書で提唱する「人間力」の一つ。あらゆる問題に行き詰まっている方に、視点を変えた解決のヒントを示唆する1冊です。
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主な内容
第1章 自分のことは自分が一番よく分かっている?
どのような心で受けとめるか
幸せは自分の心で感じるもの
幸せを感じる能力
与えられている時間はみんな同じ
「おかげさま」の発想
大きな愛 大きな欲
自分の持ち味を生かす
自分の人生を変えた袁了凡(えんりょうぼん)
一言も弁解しなかった白隠(はくいん)
役者の褒め殺し
動物園の象
気分よく過ごす達人
原因を追わず善後を図る
「型破り」と「形無し」
一歩一歩を着実に
ピンチをチャンスに
感謝の日記
幸せを感じるスイッチ
「心の感度」を高めよう
自分がその「誰か」になる
責任を感じる範囲を広げる
心は無限に成長する
反省を明日への力に
「不完全な自分」を認める
「心の習慣」をプラスに向ける
「よい心」で一歩ずつ実践を
言葉はその人の人間性を表す
「耳の痛い言葉」を聞いたなら
終身路を譲るも百歩を枉げず
無益の危険
塙保己一の偉業
第2章 「あなたと私」「私とあなた」
第3章 家族の絆・いのちのつながり
「縦のつながり」「横のつながり」
受け継いだ「いのち」
過去と未来をつなぐもの
親先祖との「つながり」
祖先の数
人生の先輩の恩を思う
恩は原因を心にとどめること
私の「いのち」を支える存在
「母の日」を思う
老年期に発揮される「人間力」
「敬老の日」の意義
先人たちへの敬愛
精神を受け継ぐ
七つ前は神の子
食事に感謝を
「恩返し」から「恩送り」
社会の一員として
生かされて生きている
九十五年後の恩返し
私たちはいのちのリレー・ランナー
自然や社会の恵みに感謝
「つながり」を感じる心
第4章 地域に生きる 世界に生きる
玉川上水建設の苦労
新渡戸稲造の追善供養の真似事
江戸の暮らしに学ぶ「気働き」
恩恵の自覚
安心な町の、安心な人間関係づくり
「ひと声」の力
社会の中の「誰かの力」
「傍観者」にならないために
ボランティア
働く喜び
「おかげさま」「お互いさま」は社会の潤滑油
社会の一員としての務め
一人ひとりが思いやりの心を広げる
「共有地の悲劇」を乗り越える
「植福」のすすめ
自分だけの考えや価値観で判断していませんか
「MOTTAINAI(もったいない)」
引き継ぐ者としての使命
ニッポンの道徳力
外国人が見た「明治の日本」
お客様の声
勉強になったし共感もできた。 中国の故事は人物の人柄が新鮮だった。 池上彰さんも「人生選択を左右する」と言っていますが、道徳も同様なのかもしれないと思った。
見開きで1話が完結してるので、通勤の合間にパラパラと適当に開いたところの話を読んでます。どこからでも読めるし、それでいて、どの話も自分事に思えて「確かに」とか「そういえば」というフレーズがあり、ユニークな事例やエピソードが多いんですが、その解釈というか、意味の説明がシンプルだけで奥深く、結構衝撃です。人前で何かと話す機会がふえたので、ネタ本としても重宝しそう。