親孝行最優先
販売価格: 990円(税込)
重量: 164g
親孝行の大切さと「累代教育」の喜びを語る書。
日常生活で家族、特に親に対する考え方・言動などをどう変えれば、より円満な関係になるかを述べる。
昭和22年、復員後モラロジーが縁で結婚し、前田家に入籍した著者が、その半生を振り返りながら、親孝行の大切さと「累代教育」の喜びを語る書。
モラロジーを親孝行の観点から理解するうえでの必携書であり、日常生活で家族、特に親に対する考え方・言動などをどう変えれば、より円満な関係になるかを述べています。
前田三作 著
128頁 四六判 ISBN: 978-4-89639-158-9
【主な内容】
はじめに
第一章 親から学んだ親孝行
- いつも父を責めていた少年期
- モラロジーとの出会い
- 前田家とモラロジー
- 白木茂安先生からの教え
- 私の不足を補ってくれた父母
- 初めて感じた実父の恩
- 年老いた父母を残し、本部へ奉職
- 親孝行は自分のためにする
- 親は自然の働きの延長
第二章 廣池博士の真精神
- 廣池博士の精神を追体験する
- 大正元年の誓い ―― 生命・自由を神に捧げる
- 大正四年の困厄 ―― 恩寵的試練に感謝する
- 目標を持ち、意識し努力して反省する
- 昭和六年の大患 ―― 誠の人をつくる決意
- 個人開発は一対一の人格的感化が基本
- まず自分が救済された人になる
- 人心救済の順序
- 目標を立てて小さなことから実行
第三章 ブラジル開発で学んだこと
- 第一次ブラジル開発団の一員として
- ブラジル開発二十周年記念式
- 灯し続けられた開発の火
- イタペチセンター講座
- 相手に合わせた開発活動の徹底を
- 代を重ねて運命を開いているモラロジアン
- 親が実行のお手本を見せる
第四章 随想
- 原点への開眼
- 竿頭進歩
- 陰口はやめて直接忠告しよう
- 青年は上の人から愛されることが大切だ
- 当番者の心構え
- 川古温泉を訪ねて
あとがき
<著者略歴>
前田 三作(まえだ さんさく)
大正9年(1920)、兵庫県生まれ。昭和13年、兵庫県立龍野中学校卒業後、
鐘ヶ淵紡績に入社。16年入隊、21年復員。
22年前田家に入籍。家業を継ぎ、山陽製菓株式会社を経営、同時にモラロジーの研究を始める。
46年、モラロジー研究所に奉職。第一開発部長、専任講師、家庭問題相談室長等を歴任。
現在は、モラロジー研究所生涯学習本部講師部顧問・参与・社会教育講師を務める。
販売価格: 990円(税込)
重量: 164g